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浅村、現状維持5億円 異例の1年「きつかった」

契約更改を終え、来季への意気込みを語る浅村(楽天野球団提供)

 東北楽天は7日、仙台市の球団事務所で、浅村栄斗内野手、涌井秀章投手ら8選手と来季の契約を結んだ。
 4年契約の2年目を終えた浅村は現状維持の5億円。涌井は3500万円増の1億6000万円でサインした。
 55試合出場にとどまった藤田一也内野手は600万円減の3000万円で更改。39歳となる来季はチーム最年長となり「若い選手に負けず、手本となる選手になりたい」と話した。
 森原康平投手は1000万円ダウンの3500万円でサイン。今季は抑えを任されたが、17試合で1勝2敗4セーブ、防御率7.56と振るわなかった。「本当に悔しい1年だった。厳しく私生活やトレーニングから追い込んでやっていきたい」と雪辱を期した。
 4試合登板の釜田佳直投手は300万円減の1200万円。来季は背番号が21から、今季限りで引退した青山浩二投手の41に変わる。「青山さんのように、長く1軍で投げられる選手を目指したい」と決意を新たにした。
 田中和基外野手は400万円減の2800万円。1軍昇格は8月と出遅れ、80試合出場で打率2割4分、8本塁打、25打点。「1軍で戦力になり続けたい」と巻き返しを誓った。
 高田萌生投手は現状維持の690万円、石原彪捕手は80万円増の600万円で更改した。


2020年12月08日火曜日