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今季限りで現役引退したプロ野球東北楽天の青山浩二(37)、久保裕也(40)両投手が5日、仙台市の楽天生命パーク宮城であったファン感謝祭で引退セレモニーに臨んだ。涙を流しながら、さまざまな思いを口にする2人のベテラン右腕に、場内の約6000人のファンから惜しみない拍手が送られた。
青山は八戸大(現八戸学院大)から2006年に大学生・社会人ドラフト3巡目で入団。球団生え抜きで初となる600試合登板を昨季達成するなど、15年間チームを支えた。「たくさん投げた。たくさん打たれた。それでも大きな声援をいただいた」とファンに感謝した。
プロ野球選手は小さい頃からの夢だった。「本当に夢のような、幸せな世界だった。めちゃくちゃ楽しかった」と現役生活を振り返った。
引退後は球団のアカデミーコーチを務める。「夢を持った子どもたちのために、精いっぱい全力で取り組みたい」と再スタートへの意気込みを語った。
久保は03年にドラフト自由獲得枠で東海大から巨人入り。DeNAを経て、17年に東北楽天のテストを受けて入団した。「テストの手応えはあまりなかったが、合格した時は心の底からうれしかった」と当時を思い返す。
通算506試合登板のうち、東北楽天の4年間では79試合で投げた。「たくさんの人に出会い、本当に幸せな現役生活を送ることができた」と話した。
今後は2軍投手コーチとして若手投手の育成に当たる。「選手から信頼されるコーチになっていきたい」と意欲を見せた。
2020年12月06日日曜日