伴野貴之の楽天イーグルスファイト!!


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本拠地で自主練習再開 浅村、久々の打撃に好感触

久しぶりの球場練習で笑顔を見せる浅村(中央)。左は和田、右は内田=楽天生命パーク宮城(楽天野球団提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月30日からチーム活動を休止していた東北楽天は8日、球団施設での自主練習を再開した。
 選手は密集を避けるため、楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)とウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉(泉区)の2球場で、それぞれ3組の計6組に分かれ練習に取り組む。楽天生命パーク宮城では、岸や浅村らが午前、茂木や銀次らが午後に練習した。
 投手陣はキャッチボールで投げる感覚を確認。野手陣は守備練習やティー打撃などで体を動かした。

 「やっぱり広い球場で野球をやるのは気持ちいい」。浅村が楽天生命パーク宮城での自主練習後、報道陣のオンライン取材に応じ、充実感を漂わせた。
 午前9時半から正午頃までキャッチボールやランニング、ロングティー打撃などに取り組んだ。チームメートとも再会し「ここまで離れるのは初めてなので、うれしかった。緊張しているのか、あまり会話は弾まなかったが、それが逆に新鮮だった」と笑う。
 打撃練習は久々ながら、想像以上の好感触。一方で、体は仕上がり万全の状態からはほど遠く「例年の1月ぐらい」。1カ月以上のチーム活動休止の影響は大きいようだ。今後は毎年の春季キャンプと同様に、下半身から強化していく。「急に動かすとけがをする可能性がある。体の状態を毎日確かめ、焦らずに上げる時は上げる」と自身に言い聞かせるように語る。
 開幕時期が見通せない状況に、不安を感じたこともあったという。だが、マイナス思考に陥らず前を向く。「(開幕すれば)例年のシーズンより試合数が少なくなる。スタートが肝心になる。そこだけに集中したい」と話す。
 「ずっと野球を見たいと思って待ってくれている。一日でも早く、ファンの皆さんの前に立って喜ばせたい」。主砲は開幕を信じて、必死に汗を流す決意だ。(狭間優作)

☆イヌワシろっかーるーむ

 茂木栄五郎内野手(久しぶりの球団施設での自主練習に)「スタジアムに来て練習できたことは、開幕に向けてとても大きな一歩。全体練習が始まったらしっかりアピールしたい」


2020年05月09日土曜日