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球場練習まだ早い 施設開放、開幕日で判断 石井GM・一問一答

石井一久氏

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響でチーム活動休止中の東北楽天は2日、石井一久ゼネラルマネジャー(GM)がテレビ会議アプリを活用して取材に応じ、練習再開の見通しなどについて語った。

 −活動休止から1カ月が経過した。球団施設を使った練習の禁止は続くのか。
 「球場を使っての練習は、2、3人ずつでもすごく難しい状況だ。必ずどこかの場所で人が重なる時間ができてしまう。選手が集まって練習することのリスクを考えると、今は再開する時期ではない」

 −施設開放の目安は。
 「開幕日の決定が、一つの判断材料になると思う。そこから逆算し、安全性などが確保できる環境が整ってからだ。練習が始まったときにスムーズに開始できるよう、練習の仕方やグループ分けなどを決めたマニュアルは既にできている」

 −開幕までの選手の準備期間はどれぐらい必要か。
 「野球選手だった経験から言えば、1カ月半ぐらいは必要になってくると思う」

 −先が見通せず、選手は不安を感じているのでは。
 「さまざまなツールを使って選手と連絡は取っている。満足に練習できない不安はあると思う。いつなのか分からない開幕に備えて感染リスクを抑えて自主練習をするのは、すごく勇気がいることだ。リスクを抑えることに納得して取り組んでくれている選手の勇気に感謝している」

 −チーム練習を続けている球団があるなど、球界で対応にばらつきがある。
 「練習や休みについて、感染対策を12球団で共有できればいいと思う」

 −開幕から当面は無観客開催の可能性が高い。
 「声援でモチベーションを高くしている選手もいるので、そこは心配だが、条件はどこも一緒。ファンの声援を受けられる日を迎えるために無観客でまず開催するのであれば、選手は我慢できると思う」


2020年05月03日日曜日