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東北楽天の2軍は27日、仙台市のウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で、巨人と練習試合を行い、1−13で敗れた。先発し、1回6失点と乱れた松井は「先発としての実力が出たと思っている」と悔しさをにじませた。
課題の立ち上がりを改善できなかった。先頭湯浅に二塁打を許し、吉川大、山下はいずれもフルカウントから四球。北村に2点左前打を打たれ、続く石川に左越え3ランを浴びた。
2死後も切り替えられない。左前打と盗塁で得点圏に走者を進められ、松原の適時二塁打で追加点を奪われた。
この回53球を要し、5安打3四球6失点。当初は2回を投げる予定だったが、1回で降板した。最速は150キロを計測したが、左腕は「あんなにストライクとボールがはっきりしていたら勝負にならない。直球にもいまいち力が伝わっていなかった」と反省した。
先発投手の「壁」に突き当たっている。オフシーズンから取り組んできたノーワインドアップがうまくいかず、オープン戦でセットポジションに戻した。球に力強さは戻ってきたが、安定した結果を残せていない。松井は「5年間、抑えをしてきたので、なかなか簡単にはいかない。フォームを確認し、何が悪かったかを確かめたい」と語った。(丹野大)
2020年03月28日土曜日