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東北楽天の福森が1軍合流後初実戦となる紅白戦で2回無失点と好投し、アピールした。「ゼロで抑えられたのは収穫。パフォーマンスを上げ、開幕1軍に残れるように頑張りたい」と語った。
白組の2番手で三回からマウンドへ上がった。先頭の松本に中前打を打たれ、犠打でいきなり1死二塁のピンチを招いたが、ここから本領を発揮した。続く田中へは100キロのカーブから入り、1ボール1ストライクから直球を詰まらせて遊ゴロ。村林は148キロの直球でバットをへし折り、二ゴロに仕留めた。
四回にはこの日最速の150キロを計測。直球が自然とスライダーのように曲がる持ち味の「真っスラ」で打ち取る場面もあった。伊藤投手チーフコーチは「球が強かった。走者を背負ってからの投球や細かい制球に課題はあるが、ポテンシャルの高さを見せてもらった」と評価した。
福森にとって今回が本拠地初登板となった。「マウンドは少し低い印象を受けたが、投げやすかった。天然芝の緑が良く、いい景色だった」と振り返る。
1月の新人合同自主トレーニング序盤を体調不良で休み、出遅れた。ただ新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、シーズン開幕は1カ月以上遅くなった。「この1カ月は自分にとってプラス。しっかり力を付けていきたい」と前向きに話した。
(丹野大)
2020年03月27日金曜日