このサイトは管理人である伴野貴之が楽天イーグルスに関する記録を残しています。楽天イーグルス!ファイト!
浅村がフリー打撃で柵越えを連発した。「キャンプのテーマはバットを振ること。スイングの量を多くしてしっかり下半身をつくりたい」と意気込む。
別格の打撃練習だった。両翼100メートル、中堅122メートルの久米島野球場でのフリー打撃。ゆったりとしたスイングで捉えた打球は、ぐんぐん伸びて外野フェンスを越えた。フェンスの奥には、高さ約10メートルの防球ネットが設置されているが、それすら飛び越えていく当たりもあった。
全体練習終了後は、本塁付近から中堅に向かってロングティー打撃。打球の半分は、バックスクリーンに吸い込まれた。「緩い球は、下半身を使って、大きなスイングをしないと飛ばない」と狙いを説明する。
三木監督が目指す野球にも順応している。走者を置いたケース打撃で、無死一、二塁から犠打を決めた。「チームとしてやっていくことに自分も加わるのは当たり前。バントのサインが出る可能性もあるし、選手としての価値も上がる」と積極的だ。
キャンプ3日目を迎え、体が動くようになった。「これからは、投球に合わせず、振っていくのが大事になる。徐々に力を上げていきたい」と話した。(丹野大)
2020年02月04日火曜日