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東北楽天の浅村が13日、愛媛県内での自主トレーニングを公開した。今年はチームメートの内田、オコエ、フェルナンドを伴い、精力的に打撃指導もしている。「去年はあまり良くないシーズンだった。今年こそ優勝に貢献したい」と意気込んだ。
午前9時半ごろから、キャッチボールやランニングで体を温めた後、シーズン中の練習でも見せるロングティーを実施。鋭い打球を外野に運んだ。
5年目となる愛媛県内での自主トレに「気候が暖かいし、いろいろな方がサポートしてくれる。股関節、体幹、上半身の動きを意識して練習している。これで体の軸ができる」と充実した表情で語る。
浅村の一挙手一投足を内田、オコエ、フェルナンドが食い入るように見つめていた。浅村から直々に練習の誘いを受けた内田は「とても光栄なことだった」と振り返る。「体幹を鍛えるメニューが10種類以上もあって驚いた。自分はバランス感覚が課題なので、とてもいい練習になっている。ヒデ(浅村)さんの話すことは聞き漏らさないように、動作もしっかり見て勉強している」と話した。
浅村は「聞かれたら答えることで、自分自身も新たな発見があるし勉強にもなる。3人は僕より、はるかにパワーがあるのでうらやましい。とんでもない選手になる可能性を秘めている」。チーム力の底上げのために労を惜しまない。
東京五輪出場にも意欲的だ。「まずは選ばれるように、シーズンで良い成績を残してアピールしたい」。今季も打線の鍵となる背番号3は活躍を期した。
(狭間優作)
2020年01月14日火曜日