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◎三木監督「早くプレー見たい」
東北楽天の三木肇監督、後関昌彦スカウト部長らが24日、兵庫県西宮市で、ドラフト1位で指名した大阪ガスの小深田大翔内野手(24)にあいさつをした。
懇談後も緊張した面持ちの小深田は「少しずつ実感が湧いてきた。即戦力になれるよう頑張りたい」と語った。初対面した三木監督は「しっかりしているイメージ。早く元気にプレーしている姿を見たい」と期待した。
小深田は近大で通算94試合に出場して107安打を記録。4年生の全日本大学野球選手権大会では主将を務めた。大阪ガスでは1年目からレギュラーを獲得し、チームが初優勝を収めた18年の都市対抗野球大会で新人賞に当たる若獅子賞も受賞した。
168センチ、69キロと小柄ながら、50メートル5秒9の俊足と広角に打ち分けられるシュアな打撃が持ち味。「武器は足だと思っている。どんどん盗塁も決めていきたい」と抱負を語った。
遊撃を中心に内野はどのポジションでも守ることができる。ライバルとなる茂木に対しては「打撃がいいイメージの選手。負けないようにやっていきたい」と闘志を燃やした。
◎2位黒川「結果で恩返しを」
東北楽天からドラフト2位で指名された智弁和歌山高の黒川史陽内野手(18)が24日、和歌山市の同校で三木肇監督らからあいさつを受け「プロになるという自覚が湧いてきた。結果で恩返しができるよう頑張りたい」と語った。
黒川は、東北楽天でもプレーした同校の中谷仁監督らと約30分間にわたって懇談した。高校通算34本塁打の長打力に加え、バットコントロールの良さも光る。目標は日本人初となる打率4割超えで「この目標は掲げ続ける。必ず達成したい」と力を込めた。
父の洋行さんは、大阪・上宮高で三木監督の2学年上の先輩に当たる。黒川は「父は三木さんが入ってきてから練習するようになったと言っていた」と当時のエピソードを披露した。
三木監督は「縁を感じる。一緒のチームで野球できるのはうれしい」と笑顔を見せた。
2019年10月25日金曜日