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東北楽天の今江年晶内野手(36)が18日、仙台市の楽天生命パーク宮城で引退会見をした。今江は「続けたい気持ちはあったが、目の病気や年齢などを考えて引退を決めた。支えてくれた人たちに、言葉で言い表せないぐらい感謝している」と語った。
今季は右目の不調の影響で26試合の出場にとどまり、打率2割7分6厘、1本塁打、7打点だった。7月に出場選手登録を抹消された後は2軍で調整を続けていた。球団から来季はコーチでの契約を打診されたため他球団での現役続行も考えたが、「目の病気もあり、違うチームでプレーするのは不安だった」と引退を決めた。
プロ18年間での一番の思い出は、ロッテ時代の2005年シーズン。チームは日本一となり、自身はシリーズMVPに選ばれた。
16年に東北楽天へフリーエージェント(FA)で移籍。1500安打や100本塁打を達成したものの、目標にしていた日本一は果たせず「チームに貢献できなくて申し訳ない」と悔しさをにじませた。
イーグルスでの4年間には「ファン、球団、チームメートに温かく迎えてもらった。野球人としても人間としても、すごくいい経験ができた」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。
引退後は「年晶」を「敏晃」に変更する。
2019年10月19日土曜日