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プロ野球東北楽天の平石洋介監督(39)が10日、1年契約の今季限りで退任することを明らかにした。球団からの続投要請がなかった。後任候補には三木肇2軍監督(42)が挙がっている。球団は14日に始まる秋季練習から新体制に移行する方針で、新監督は11日にも発表される。
石井一久ゼネラルマネジャー(GM)との会談を終えた平石監督は、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で取材に応じ「来季のオファーはないと言われた。想定はしていた」と語った。球団からは2軍統括という新設ポストを打診されたが「ゆっくりと考えたい」と回答を保留した。
石井GMは「バントやスクイズの精度やサインミスの多さ、先の塁を狙う意識改革が一年を通して改善し切れなかった」などと続投要請しなかった理由を説明した。
平石監督は、昨年6月に成績不振を理由に辞任した梨田昌孝前監督の後を受けて監督代行を務め、2019年シーズンに球団生え抜きとして初めての監督に就任した。今季は71勝68敗4分けで3位となり、チームを2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出に導いた。CSファーストステージではソフトバンクに1勝2敗と惜敗し、シーズンを終えていた。
平石監督は大分県出身。大阪・PL学園高−同大出。トヨタ自動車から05年、ドラフト7巡目で東北楽天入りし、11年に現役引退した。東北楽天の1軍打撃コーチ、2軍監督などを務めた。
2019年10月11日金曜日