2019/09/26(木)チーム

9/26(木)シーズン最終戦セレモニーを開催しました!

9月26日(木)楽天生命パーク宮城で行った埼玉西武戦をもちまして、2019シーズンの全日程が終了いたしました。試合終了後にはセレモニーを開催。1年間、楽天生命パーク宮城で熱いご声援をいただき誠にありがとうございました。

チームは、10月5日(土)から、福岡ヤフオク!ドームで開催される「2019 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージに臨みます。
引き続き熱いご声援よろしくお願いいたします。

シーズン最多動員

9月26日(木)埼玉西武戦をもって2019シーズンの全日程が終了し、一軍主催試合の観客動員数は1,821,785人、シーズン最多動員数を更新いたしました。
たくさんの方にご来場・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。

2019シーズン最終戦セレモニー

平石 洋介 監督 ご挨拶

今シーズンも1年間、たくさんの声援をいただき本当にありがとうございます。
優勝、また、この仙台でCSを迎えるという目標は叶いませんでしたが、選手、スタッフの頑張り、そして皆さんの後押しのおかげでなんとか3位に食い込むことができました。
10月5日(土)からCSが始まります。最高の準備をして福岡に乗り込みます。
一緒に闘いましょう。そして最後にもう一度このホーム仙台に帰ってきます。

2019レギュラーシーズンの闘いを終えて

銀次選手

記者:
チームとして今シーズン振り返ってみていかがでしょうか。
銀次選手:
優勝できなかったのは悔しかったですけど、最低限、クライマックスシリーズに進出できるっていうことはよかったのかなと思います。
記者:
昨年最下位からのAクラス、クライマックスシリーズ進出ということになりました。その点についてはいかがでしょうか
銀次選手:
若い選手もすごく能力が高かったので、若い選手の力もあって、ここまで来られたのかなと思います。
記者:
シーズン中盤から若い選手が入ってきました。その中でもキーマンはいらっしゃいますか。
銀次選手:
個人的には辰己ですかね。
足も速いし、バッティングも良い。
まだまだですけど、これからどんどん伸びていってほしいなと思います。
記者:
キャプテンとしてチームをまとめた感想はいかがでしょうか。
銀次選手:
特にキャプテンらしい仕事はしていないんですけど、選手たちにはできるだけリラックスをして野球をやろうということは言ってきました。
それができたこともありましたし、できなかったこともありましたが、楽しく野球をやっていたことが多かったと思います。
記者:
印象に残った試合を教えてください。
銀次選手:
クライマックスシリーズ進出を決めた試合です。
ウィーラーが逆転ホームランを打って、そこから勢いづいて勝ったというのは思い出に残った試合だったと思います。
記者:
クライマックスシリーズを決めた試合の相手は、クライマックスシリーズでもあたる福岡ソフトバンクです。福岡ソフトバンクの印象を教えてください
銀次選手:
ピッチャーも全員150km/hを越えてくる選手ばかりですし、バッターも皆足が速くて打つ選手が多い印象です。
厳しい闘いになってくると思いますが、自分たちは追う方なので、しっかり、ドシっと構えて追っていきたいと思います。
記者:
クライマックスシリーズでこういう闘い方をしたいというコンセプトはありますか。
銀次選手:
いつもどおりリラックスして、皆が勝ちたいと(いう気持ちで)、野球をやれば勝てると思っています。
記者:
キャッチャーをやったオリックス戦も印象的な試合だったと思いますが、自分の中でどういう試合でしたか。
銀次選手:
うーん・・・やっぱりそれかな。それが一番(印象的)だったかも・・・。忘れてました。笑
キャッチャーをできたこと自体も嬉しかったですし、できるんだぞってこともチームがわかったと思います。また野球が広がったのかなと思います。
記者:
どのポジションもこなせるという気持ちになりましたか。
銀次選手:
ピッチャーとショートとセンター以外はどこでも行けます。
記者:
(盗塁阻止が)銀次キャノンと話題になりましたが。
銀次選手:
まぐれですよ、正直。笑
ただ、(良い)感覚があったし、キャッチャーの練習もたくさんしました。
だから一番(印象に残ってる)かな・・・。
記者:
クライマックスシリーズ、キャプテン、チーム、個人としての意気込みをお願いします。
銀次選手:
まずはキャプテンとしてしっかりチームを引っ張っていけるように、プレーで引っ張っていけるようにしたいです。
そして福岡ソフトバンクと埼玉西武を倒して、日本シリーズに行きたいなと思います。
記者:
また楽天生命パーク宮城に戻って来たいですか。
銀次選手:
それしか思っていないです。

浅村 栄斗選手

記者:
まずはチームがレギュラーシーズンを3位で終えました。振り返ってみていかがでしょうか。
浅村選手:
(チームとして)苦しい時期もありましたし、個人としては本当に苦しい、今までにないくらい苦しいシーズンでしたけれど、何とかチームとして最後の最後まで3位を諦めることなく、全員でやってきた結果で3位に入れて、今はホッとしています。
記者:
FAでの1年目はどんなことが難しい1年でしたか。
浅村選手:
まずは最初チームに溶け込むことの難しさを感じましたし、今までやってきたとおりになかなかできないし、(その状況から)どう脱出していいか明確に分からないまま、ずっと中盤までやってきたので、なんとかなんとかと思いながらやっていました。これが移籍してきて(プレーすること)の難しさなのかなと本当に思いながらずっとやっていました。
記者:
その中でもこれからに繋がる経験や得たものはありますか。
浅村選手:
ここまで苦しんだシーズンは正直なかったので、個人としては良くないシーズンでしたけど、そういうシーズンを送れたのもいい経験になりました。たくさん引き出しができたシーズンですので、今後に生きてくると思います。今は本当に移籍して良かったなあと思っていますので、良いシーズンでした。
記者:
周囲からの大きな期待もあってプレッシャーもあったと思いますが、どんな気持ちで日々の闘いに臨んでいましたか。
浅村選手:
本当にすごい声援をいただいて、打席では本当に後押されて、ここまでずっとやってきました。それが正直プレッシャーにもなっていたし、「浅村だったら打ってくれるだろう」とか、そういうことがすごい自分の中で苦しかったし、ずっと打てないままやってきていたので、なんでだろうと思う瞬間もいっぱいありました。なかなか本当の自分っていう姿を見せられないままやっていましたね。
記者:
そんな中でもホームランの数はキャリアハイという数字でしたが。
浅村選手:
ホームランはこだわっていないですし、何とか今年はチームの為に1本でも(ホームランを)多く打ちたいと思ってずっとやっていました。今日ホームランを打てるとも思っていなかったですし、結果的にホームランがキャリアハイっていうのもちょっと驚いてますけど、それよりも打率だったり、打点が自分の目標とは全然違ったので、そっちのほうが悔しさがありますね。
記者:
1年を振り返って印象に残った試合はありますか。
浅村選手:
やっぱり3位が決まった試合は、今までの野球人生で一番緊張しました。一番プレッシャーが全員にかかった試合だったので、本当にそれが一番思い出されます。
記者:
楽天イ―グルスの浅村選手として闘った1年。今、改めて楽天イーグルスのチームに対する思いは。
浅村選手:
本当にいいチームだと思いますし、このチームなら必ず優勝争いができると思ってずっとやってきたので、本当にいいチームだと思います。
記者:
クライマックスシリーズを決めました。率直にどうですか。
浅村選手:
ホッとしていますね。嬉しいという気持ちももちろんありますが、それよりもホッとしている気持ちのほうが大きいですね。
記者:
そのホッとした気持ちから、また新しい闘いが始まりますが、今はどんな気持ちですか。
浅村選手:
3位で迎えるクライマックスシリーズなので、そんなにプレッシャーもないと思いますし、とにかく挑戦者という気持ちでやれれば、いい結果はついてくると信じてやるだけだと思います。
記者:
浅村選手にとって、福岡ソフトバンクというチームの今シーズンの印象はいかがですか。
浅村選手:
やっぱり強いチームですね。福岡ソフトバンク戦は全然打てていないので、どこかで意識している部分も自分自身あったと思いますし、ここを叩かないとやっぱり上にはいけないという気持ちでずっとやってきましたが、それが結果的に足を引っ張っていたので、やはり強いイメージがあります。
記者:
福岡ソフトバンクを倒すために打席ではどんなことを意識して臨みたいですか。
浅村選手:
変わったことはやらず、とにかくチームの為になるように。それだけですね。
記者:
クライマックスシリーズを闘う為に大事なことは。
浅村選手:
一つのミス、一つのプレーが本当に勝敗にかかわるので、とにかく攻めて、アグレッシブに闘えればいいかなと思います。
記者:
最後にクライマックスシリーズ、そしてその先への意気込みをお願いします。
浅村選手:
クライマックスシリーズに出て終わりではないので、とにかく勝って仙台に戻ってきて、ここで日本シリーズができるようにチーム全員で頑張りたいと思います。
記者:
浅村選手の1本に期待しています。
浅村選手:
シーズン中あまりいいところを見せられなかったので、とにかくクライマックスシリーズで暴れてきたいと思います。

則本 昂大選手

記者:
チームとして今年を振り返っていかがでしたでしょうか。
則本選手:
まずは全員が頑張ったおかげでクライマックスシリーズに出られたと思います。苦しい時期もありましたが、そこを何とかしのいだ結果が3位という結果なので良かったと思います。
記者:
肘の手術を乗り越えてのシーズンでした。振り返っていかがですか。
則本選手:
いろんな事があった1年でした。うまくいかなかったことばかりでしたけど、手術を受け復帰し、今日まで投げ切れたことは良かったと思います。まだこの先があるのでクライマックスシリーズに向けてしっかりと調整をして、自分らしいピッチングができたらと思います。
記者:
手術という大きな経験はどのようにとらえていますか。
則本選手:
開幕前に手術を受けると決めたときは不安がありましたが、後半をしっかりと投げ切るために受けたので、今シーズンはちゃんと自分の仕事ができたかわからないですが、今日も勝てて、チームもクライマックスシリーズに出られたので良かったと思います。
記者:
今シーズン印象的な試合を教えてください。
則本選手:
9月19日の千葉ロッテ戦はすごい緊張感もありましたし、自分の中でも近年の中では集中できた試合でした。状況だったり内容だったりすべて含めてナイスゲームだったと思います。
記者:
復帰戦が10連敗を止める試合でした。
則本選手:
緊張感はありましたけど、チームの連敗よりも自分の復帰とシーズン初登板だったので、初球ストライクが入って良かったという感じでした。
記者:
連敗を止めてチームの流れが変わったように思えました。
則本選手:
自分ではわからないですけど、復帰してファンの皆さんからたくさんの声援をいただけて、リハビリを頑張ってやってきて、一軍に復帰できて良かったなと、改めてマウンドの上で感じました。僕たちはファンの皆さんがいなければ闘えないので、それを改めて感じた試合でした。
記者:
ファンの前で千葉ロッテとの直接対決、今日の試合で好投。自身としてはもう完全復活でしょうか。
則本選手:
まだまだだと思うので、もっと改善していく点はあると思います。技術的にも体のメンテナンス的にもまだ詰めていかないといけないところがあるので、少し時間があるので調整をして、クライマックスシリーズを勝ち抜けるようにしたいと思います。
記者:
クライマックスシリーズ初戦、福岡ソフトバンクの印象を教えてください。
則本選手:
怪我人も帰ってきて戦力としては揃っていると思います。チーム全体で闘っていかなければならないですし、作戦面とかいろんなことをチームでミーティングをしてクライマックスシリーズを迎えたいと思います。
記者:
クライマックスシリーズに向けて意気込みを教えてください。
則本選手:
とにかく自分の仕事をしてチームが勝てるようにやっていくだけです。

茂木 栄五郎選手

記者:
レギュラーシーズンが終了した率直なお気持ちをお聞かせください。
茂木選手:
これまで1年間を通して一軍にいられることがなかったので、今シーズン本当に長かったです。
記者:
その中で、打率であったり安打数であったり、数字の部分はどう評価をしていますか。
茂木選手:
たくさん試合に出させてもらったので、もう少しできたのではという思いがあります。これだけ試合数をこなすなかで、疲労があったり、調子が良くないときにずるずるいってしまったので、そこを何とか踏ん張ることができたら、もう少し良い数字が残せたのではないかと感じています。
記者:
お話にもありましたが、1年間シーズンを通して闘ったという部分ではどうでしょうか。
茂木選手:
やっとプロ野球選手のスタートラインに立てたように感じています。やはり1年間試合に出続けてなんぼだと思うので、(プロ)4年目ですがやっとスタートラインに立てた気がしています。
記者:
守備の面では、1年間『ショート』を守り続けたということで、成長を感じられたのではないでしょうか。
茂木選手:
ショートという大事なポジションを守らせてもらって、1年目に比べれば成長できたと思いますが、他球団のショートを守る選手に比べると(自分は)守備では劣る部分があると感じています。ここぞという場面でのショートの守備は、これから磨いていかなければいけないと思いますし、加えて打撃の面でも貢献できれば、すごく価値のある選手になれると思います。まだまだ成長しなければいけませんし、楽天イーグルスの中心選手としてプレーできるように、もっともっとうまくなりたいです。
記者:
今シーズン一番印象に残った試合を教えてください。
茂木選手:
自分の中でコレという試合はあまりないのですが、終盤のオリックス戦で満塁ホームランを打った試合です。今までああいった場面でなかなか打つことができていなかったので、あそこで1本出たということは、自分にとっても大きな1本になったと思います。
記者:
次はいよいよクライマックスシリーズです。1stステージで闘う福岡ソフトバンクの印象を聞かせてください。
茂木選手:
走攻守全ての部分でレベルが高いチームだと思っていますし、接戦をものにする強いチームだと感じています。今シーズンも序盤は勝ち星を上げることができましたが、終盤の順位がかかっている大事な試合では、3連戦で3連敗をしてしまったりということがありました。
(打線は)勢いにのったら手がつけられないですし、後ろを投げているピッチャーもすごく安定しているので、何とか先発投手が投げている間にリードを奪って、こちらの勝ちパターンに持ち込まないと、相手のホームで試合をするわけですし、厳しい闘いになると感じています。
記者:
1stステージを闘う上でご自身の中のプランなどお聞かせください。
茂木選手:
短期決戦は間違いなく先手必勝だと思うので、いかに早く先制点をとって自分たちのペースで試合を進められるかだと思います。先攻ですので、なんとか初回に点を取って、こちらの先発投手を楽な気持ちでマウンドにあげられたらと思います。
記者:
最後に、ファンの方へ、クライマックスシリーズへ臨む意気込みをお聞かせください。
茂木選手:
2017年も3位での進出でした。3位ということで気持ちの部分では「失うものはなにもない」と思い切ってプレーできると思うので、シーズン序盤のような投打が噛み合った試合をお見せできればと思います。

美馬 学選手

記者:
今シーズン、チームとしては3位クライマックスシリーズ進出という結果で終わりましたけれども、このチームの成績を美馬選手としてはどう捉えていますでしょうか。
美馬選手:
よかったんじゃないかなと思います。やっぱりノリ(則本選手)だったり岸さんだったり故障者が出た中で皆でなんとか3位を勝ち取ったというのは本当に良かったと思います。
記者:
美馬選手自身としては規定投球回数をクリアして8勝という結果でしたけど、今シーズンを振り返ってどうでしたでしょうか。
美馬選手:
そうですね。もうちょっと勝てた試合は絶対あったと思うので、もったいないなというのはありますが、本当に規定投球回を投げられたというのが自信にもなりますし、今後にも成績として残っていくっていうのが良かったかなと思います。
記者:
昨年は悔しいシーズンになったと思いますけど、今年にかける思いというのも強かったと思います。その辺りはいかがですか。
美馬選手:
まあ、本当に今年ダメだったらもしかしたらというのがあったので、最初から全力でやって最後まで怪我なく終われたというのは本当に良かったです。
記者:
今シーズンの試合の中で一番印象に残っている試合を教えてください。
美馬選手:
やっぱり、福岡ソフトバンクの9回までノーヒットでいった、完全試合でいけたっていうあの試合ですかね。
記者:
スタジアムの雰囲気もいつもと違うような雰囲気だったと思いますけど、あの試合を改めて振り返っていただけますか。
美馬選手:
まあ、本当8回まではいろんな力っていうか、本当にヒットみたいな当たりを取ってもらったりとか、いい当たりが正面についたりというか、本当に運があって。これやっちゃうんじゃないかっていうのがあったんですけど、本当に最後はその雰囲気に飲まれて終わったかなという感じですかね。
記者:
今振り返ってみると、悔しいとかいろんな感情があると思いますが、どうでしょうか。
美馬選手:
どうですかね。なんとも言えないですけど、まあでもとりあえずそこは忘れてとにかく1年間プレーして規定投球回投げられたというのが1番かなと思います。
記者:
そして24日の試合は痺れるクライマックスシリーズがかかったゲームになりましたけれども、チームとして見事に勝利で美馬選手としても5回1失点でした。あの最後の登板を振り返ってどうでしたか。
美馬選手:
そんなに僕は緊張して投げてはいなかったので。でも本当に大事な試合だったのでとにかく最小失点でというのは考えていたので、自分としてはしっかり仕事はできたなと思います。
記者:
パ・リーグ全体を見て見ますと、規定投球回というのは現状4人というところですが、その中でクリアできたというのはご自身としてどう捉えていますか。
美馬選手:
今年もそうですし、後ろのピッチャーがしっかりしてきている中で、やっぱり先発ピッチャーが長いイニングを投げないようになってきている中で、これはしっかり投げてきたという証になりますので、規定投球回を達成できたのは本当に良かったと思います。
記者:
今シーズンはチームの中でも、投手陣を引っ張っていくという気持ちを持ちながらやることができたでしょうか。
美馬選手:
そうですね。というよりも皆でという感じですかね。僕が引っ張っていくというよりも皆しっかりしてるんで、本当に全員で。その中でも長く投げられたというのが自信になりました。
記者:
クライマックスシリーズの話に移らせていただきたいと思うんですけど、美馬選手としてはどういったピッチングを見せていきたいと思いますか。
美馬選手:
そうですね、2年前福岡ソフトバンクに負けて。自分の試合で負けて終わったという悔しい思いがあるので、その借りをしっかり返せるように、本当に勝てるピッチングを。そして自分の仕事をできるようにやっていきたいなと思います。
記者:
今シーズン闘った福岡ソフトバンクとの印象はいかがでしょうか。
美馬選手:
そうですね、今年は1年間福岡ソフトバンクはしっかり抑えられてきたので。でもしっかりこの期間で向こうも準備してくるだろうし、いろんなことをやってくると思うので、それに合わせてというか、それに対応できるように自分も準備して闘っていきたいなと思います。
記者:
パ・リーグの5球団の中で最も防御率が良くて1点台だったのが福岡ソフトバンクというところなんですけど、今シーズンこの成績を残したというのはどういうところに要因があると思いますか。
美馬選手:
どうなんですかね。福岡ソフトバンクだけだってなってしまうのもあれなんですけど。でも、強いチームを抑えられたというのは自信にもなるので、それを持ってしっかりクライマックスを闘っていきたいなと思います。
記者:
平石監督もまずは目の前の福岡ソフトバンクからということをおっしゃってましたけれど、注意して投げていきたいというところはどういうところでしょうか。
美馬選手:
前回もありましたけど、やっぱり1発で点が入ってしまうのでそういうところを抑えていければと思います。今年抑えられた要因というのはそういうところをケアしていけてたというのが、抑えられた要因だと思うので、しっかり一人一人切っていければ最小失点でいけるかなと思います。
記者:
今シーズンは平石監督が新たに就任をされて1年目でクライマックスシリーズというところですけれども、監督への思いというのは。美馬選手はどういうところに思っていますか。
美馬選手:
自分があまり良くないときでも我慢して使ってくれたり、いろんな節目のところを僕が投げさせてもらったりしてたので。本当にそこで結果を出せていたので、常に信頼しているということを自分に言ってくれてたので、自分が思い切って投げることができたのは監督のおかげだと思うので本当に感謝しています。
記者:
先ほどの挨拶でも仙台にもう一度戻ってきてというお話もありましたけど、その辺り聞いてどういった思いを感じましたか。
美馬選手:
やっぱり戻ってきて日本シリーズをやりたいという気持ちが強いです。福岡ソフトバンクを倒して、その次に行ってまた頑張りたいです。本当に一つひとつしっかりやっていきたいなと思っています。
記者:
最後にクライマックスシリーズへの意気込みを改めてお願いします。
美馬選手:
本当にこうやって上を目指せるチャンスが残っているので、一つひとつ頑張って勝って、上を目指して頑張っていきたいと思います。

松井 裕樹選手

記者:
今シーズン守護神として1年間闘い抜きましたが「チームとしての1年」松井選手はどのように感じましたか。
松井選手:
自分が言っていい立場かはわからないですけれど、岸さんと則本さんの存在がすごい大きくて、それをなんとか皆でカバーしようと始まったシーズンでした。美馬さん辛島さんが前半戦引っ張ってくれて、中継ぎ陣もなんとか皆で繋いで、二人の帰りを待つという感じでした。皆で一丸となって戦えたのではないかなと思います。
記者:
松井選手としても、昨年の悔しさがある中でスタートした1年だったと思います。改めてどのような思いでスタートしたシーズンでしたか。
松井選手:
中継ぎ・抑えという部分ではキャンプの段階では白紙で、(平石監督にも)しっかり準備してこいと言われていたので、例年になく気持ち入れて準備をして、2月1日から自信のあるボールを投げられる準備はしていました。キャンプから気持ちは平石監督に伝わっていたと思うので、結果として抑えというポジションを任せていただけたということはいい準備が出来ていたのかなと思います。
記者:
結果としてセーブ王獲得、自己最多登板を更新しましたが、数字の部分をどのように評価していますか。
松井選手:
38セーブよりも自分の場合は8敗というところが気になっていて、負けの数が少しでも減っていれば2位や1位も見えていたと思うので、もっと自分の足りないものを求めて来年の2月1日にしっかりといいものを見せられるように準備をしたいなと思います。
記者:
143試合という長いシーズンの中で、気持ちの部分で支えになったものなどはありますか。
松井選手:
(岸選手、則本選手)二人がいなくて、中継ぎにどうしても負担がかかるという中で1年間を通して、森原さん、青山さん、ハーマン、ブセニッツ、宋もそうですし、ブルペンの仲間が本当に頼りになり、刺激になり、支えになりました。本当に高いレベルの選手が揃っていて、お互いがお互いを尊敬して「負けないぞ」という気持ちで高め合いながら助けあいながら投げることが出来ました。それが本当に大きな存在となりましたし、誰かが打たれても誰かがカバーするなど皆でやって来られたのだと思います。
記者:
3位でシーズンを終えてクライマックスシリーズを迎えるというところで、改めてこの3位という順位はどのように捉えていますか。
松井選手:
自分も含めてにはなりますが、まだまだ中継ぎ陣で粘れた試合もあると思いますし、3位という順位で満足していいとは思いません。上にいるチームもあるので、来年はもっと上の順位に行けるように頑張りたいと思います。
記者:
クライマックスシリーズに向けては、どのような準備を心がけていきたいと思いますか。
松井選手:
できることは限られているので今更大きく変えることはできませんが、自分の持っている100%に近いものを出せるようにすることが大切だと思います。その日その日で何が自分に必要なのかというのを色々な人の力を借りながら見極めて、ケアやトレーニングをして10月5日にしっかりと自分のパフォーマンスが出せればと思います。
記者:
2年ぶりのクライマックスシリーズを闘う中で大事なことは何だと思いますか。
松井選手:
クライマックスシリーズに出場するのは2回目なのでそこまでわからないですが、やはり中継ぎが重要になってくるとは思います。先ほども言いましたが素晴らしい中継ぎ陣がいるので、中継ぎ陣でチームを勝ちに導いていけるように何とか皆で頑張っていきたいと思います。
記者:
今シーズン闘って福岡ソフトバンクの印象を教えてください。
松井選手:
福岡ソフトバンクも中継ぎ陣はしっかりしていて少ない点差での試合になると思うので、何とか先制点を与えないように投手陣・中継ぎ陣で粘って頑張りたいと思います
記者:
今シーズンたくさんのお客様が応援にきて最多動員も更新した中で、たくさんのお客様の前で9回を投げることは高ぶる部分もあったと思いますが、その部分はいかがでしょうか。
松井選手:
10連敗した時もたくさんのファンの皆さんが、スタジアムに足を運んで声援を送ってくださったので、本当に励みになりました。9回にピンチを迎えたときはボルテージを上げて盛り上げていただけたので本当に勇気をもらいましたし力になりました。