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期待の新人左腕が西武の強力打線に捕まった。東北楽天の先発弓削は4回7失点で降板し、いいところなく2敗目を喫した。平石監督は「外一辺倒では抑えられない。西武打線はそんなに甘くない」と語った。
内角を突けなかった。先制された直後の一回2死二、三塁で本塁打、打点でリーグトップに立つ山川(富士大出)を迎えた。1ストライクから太田は内角の直球を要求。だが、弓削の投じたボールは真ん中に入り、フェンス直撃の2点打をくらった。弓削は「(内角へコントロールしようとしたが)投げミスだった」と悔しそうに振り返った。
味方が追い付いた三、四回にはいずれも甘くなった変化球をスタンドに運ばれた。6日の西武戦で7回無失点と好投したが、今回は持ち味の変化球で打たせて取る投球が影を潜めた。「失投を全部、ホームランにされた。1本でも防げていれば」と反省を口にした。
2位西武との直接対決で大事な初戦を落とし、ゲーム差は2.5に広がった。だが、打線は浅村の3ランなどで2度、同点とする攻撃を見せ、西武をあと一歩まで追い詰めた。打線の勢いを維持し、残り2戦を食らい付いていきたい。(丹野大)
2019年08月24日土曜日