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負ければ自力でのリーグ優勝の可能性が消える大事な一戦で、先発則本昂が期待に応えられなかった。一回から失点を重ねて、今季最短の4回10安打6失点で降板。エースを立てての思わぬ大敗に、平石監督は「こんな一方的な試合になってしまい、申し訳ない」と頭を下げた。
則本昂は立ち上がりから球が上ずり、ソフトバンク打線に甘い球をことごとく痛打された。一回は4長短打を浴びて2失点。3−3に追い付いた直後の三回は2死からグラシアルに勝ち越しの右越えソロを被弾した。
四回には捕手を新人太田からベテラン嶋に代えて流れを変えようとしたが、福田の中前適時打などで追加点を許した。
試合前に「勝ちが拾えるように投げたい」と意気込んでいた右腕は「チームのみんなに申し訳ない。また考えて、次があれば頑張ります」と言葉少なだった。
エースの乱調に呼応するかのように野手のミスも続いた。五回は渡辺佳が適時失策。六回は茂木の悪送球をきっかけに4点を奪われた。後味の悪い試合で首位ソフトバンクに2連敗した指揮官は「落ち込んでもしょうがない。とにかく次の試合を勝ちに行かないといけない」と同一カード3連敗阻止へ語気を強めた。(丹野大)
2019年08月15日木曜日