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プロ野球は夏、ナイトゲーム(午後5時半以降に試合開始)が続く。厳しい暑さで体力、気力共に最も消耗する時期。ただ栄冠を手にするためには、ここを好成績で乗り越える必要がある。東北楽天は7月のチーム打率が2割3分と低迷しているが、夏本番はこれから。勝負の夏に活躍が期待される選手を分析した。
昨季まで5年間の7、8月の平均打率は表1の通り。主力選手では唯一、銀次が3割を超えた。今季春先は2割台前半と苦しんだものの、5月以降巻き返し、7月は3割3分9厘と打ちまくる。
「体が動きやすくなるので、夏は好きですね」と銀次は笑顔を見せる。夏は体重が減るため、軽いバットに持ち替える選手もいるが、銀次は基本的には替えないという。「若い頃は体重が落ちて苦しんだ時期もあったが、食で乗り越えた。夏はとにかくいろいろな種類、量を食べる」と話す。
ナイトゲームではルーキー渡辺佳が奮闘する=表2=。デーゲーム(午後3時59分までに試合開始)は23打数3安打の1割3分ながら、ナイトゲームは42打数13安打の3割1分。「それは知らなかった。最近調子を落としていたので、うれしい情報」と語る。
「要因は睡眠」と即座に分析した。「ナイトゲームは試合前の練習開始が遅い(おおよそ午後2時か3時半)ため、ゆっくり眠れる。10時間以上眠った日は確かにボールがよく見えます」
ちなみにナイトゲームに強い投手陣は表3の通り。39歳のベテラン久保が8試合に登板し、防御率0.00と好成績を残す。
涼しい気候が続くが、今週中にも梅雨が明け、猛暑を迎えそうな地域もある。6年ぶりのリーグ優勝へ向け、厳しい夏の戦いに臨む東北楽天に引き続き注目だ。(狭間優作)
2019年07月23日火曜日