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東北楽天打線は手も足も出なかった。広島先発の九里に散発3安打でプロ初完封を献上。交流戦は2試合連続の無得点負けと元気なく終えた。
攻略の糸口を最後までつかめなかった。右腕の九里に対し、先発で左打者6人を並べた。だが直球で内角を意識させられ、外角のカットボール、逃げながら落ちる変化球を打たされた。内野ゴロが17と完全に相手バッテリーの術中にはまった。
象徴的だったのが九回。先頭辰己が中前打で出塁したが、続く茂木が外角の落ちる変化球で投ゴロ併殺打。茂木は「思っていたよりも落ちる変化球が多かった。打ちにいっても、いいところに決まり、結局は打たされてしまった」と脱帽するしかなかった。
平石監督は「九里の投球は想定内だったが、変化球の抜け方が良く、なかなか仕留められなかった」と振り返った。
交流戦は2連敗で終えたものの、10勝8敗と勝ち越すことはできた。「ここから球宴までの前半戦が大事になる。今が頑張り時だし、体力的にも踏ん張りどころ。前を向いてやっていきたい」と指揮官。28日に再開するリーグ戦に向けてチームを鼓舞していた。(丹野大)
2019年06月26日水曜日