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パ・リーグ2位の総得点を誇る東北楽天打線が今季初先発の巨人桜井を攻略できなかった。
緩急を付けた投球に惑わされた。直球は140キロ台後半と威力十分。加えて大きく割れる110キロ台のカーブと左打者の内角に食い込むカットボールが厄介だった。3打数無安打に抑えられた1番茂木は「的を絞らせてもらえなかった。決め球の制球力も良かった」と舌を巻いた。
唯一の得点は0−1の四回。2死満塁から渡辺佳の押し出し四球で同点とし、一気に勝ち越しを狙える場面だった。続く辰己は2球続いたカットボールで2ストライクと追い込まれ、最後は外角高めの直球で空振り三振に倒れた。「2球目の抜け気味のカットボールがストライクだった時点で駄目だった。完敗だった」。立命大の先輩右腕に脱帽した。
「(桜井には)カーブで思った以上に目線を外された。映像のイメージと実際の違いをいかに早く修正できるかが求められる」と平石監督。
交流戦最初のカードとなった巨人との3連戦は計7得点で負け越しに終わった。対戦経験の少ない投手を相手にする交流戦の難しさが出た。(丹野大)
2019年06月07日金曜日